2003年11月19日 中山恒輔
中山氏をウオッ血ングしてみる。
見える。黒い血が見える!黒は悪の象徴!
匂う。何か匂う!匂いは縄張りの主張!
時にはヨダレを垂らして相手を威嚇したりする。
劇団内では“マッスル”の異名を持ち日々セックスアピールに余念がない。
なんと言っても乳首の使い方が非常に上手い。
日常会話の時『まさか。』というタイミングでTシャツをめくる。
話聞いてないのかな?ちょっと足りないのかな?と最初は驚いたが足りないなんてとんでもなかった。足りている。
満ちている。
油断なくたっている。テンションが高まっている。素晴らしい。
どこに出しても恥ずかしくないイギリス留学時、娼婦を相場以下でおとしたウチの看板だ。
この時ばかりは中山の姓は受け継いでも下半身は“好助”になっていたに違いない。
お金の使える諦めない野生児。お前は岩から出てきたのか?それとも山からか?
彼は前回公演『から松ン家の兄弟(2003.8/27〜9/2)』で“するめじゃこぶ”というヌメッた男をやってしまった。
アミノ酸を飲み続けるプライベートと吹き出る汗、垂れ流されるよだれがひとつの線で繋がった。
“するめじゃこぶ”以外に言い様がない。
「ヌルリ、ヌルリ、ヌメリ、スルリ」そう言いながらククネクネ移動する、人にまとわりつく。
本当に気持ちが悪かった。しかし観劇した友人達は「するめじゃこぶが面白かった。」と口を揃えて言う。
「客演も観たい。連れて行け。」なんて言われたりもした。
『そんな金があるなら光熱費おごれ!』と思ったが、目の前の友人よりも初めての変態なのである。
彼は『から松ン家の兄弟』終演後ひとつ客演をこなし南の方へチャリンコで旅に出た。
お金なんて必要なし!彼には常にたっている乳首があるのだ。何も恐れるものはない。
約10日間の旅だったと聞く。帰ってきた彼を見て何か違うと思った。一回り大きな人間に見えた。
何があったんだ?もしくは何にもないのに“旅が人を育てる”なんて思っている天使の様な私の勘違いにすぎないのか?
しかし笑顔が違う、爽やかだ。
まるで坂口憲二の様だ。目の細め具合といい、口の開き加減といい、ものまねタレントに
でもなったつもりか?!
山手線占いでは高田の馬場駅。“我が道歩みまくり、的確かつ几帳面な理性派”だという。
ちなみに鶯谷である私の乗車オススメ率は60%。
そうえいば坂口憲二も悪くないがどちらかというとベッカムの方が私好みである。
そういう溝がまだ私達にはあるようだ。
私達の溝も埋めるし、客席も埋めましょう。
皆様、なんとこの中山恒輔。2004年2月27日〜3月2日 『男殺石鹸地獄』(おとこごろしせっけんじごく)を阿佐ヶ谷アルシェにて公演致します。
宜しくお願い致します。あ、あのう私も出ます。ASANAN(劇団阿佐ヶ谷南南京小僧の略)公演です!
是非、観てやって下さいまし。待っておりますぞ。
長々と失礼を!
では、股っ!
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