2003年7月25日 前書き
なぜ我々は売れないのであろうか?
「スピルバーグが映画に出してくれない!」「野田秀樹が無視をする!」「大人計画が計画的だ!」「父親が長塚京三でない! 」
悪条件が全て合わさってしまった。天中殺なのだろうか?『天中殺皆で入れば怖くない。』
劇団とは運命共同体である。嘘ではあるが私は団員を家族だと思っている。
実際、男団員は全員クーポン券に弱いし、女団員は皆ケチで巨乳だ。これは遺伝だ。
劇団を大きくする夢は同じでも芝居で食って行けてない我々は各自別社会を持っている。哲学も違うようだ。
或る者はもう2年して目処がたたなければ芝居を辞めるという。
或る者はもう疲れ果て人間すら辞めてしまいたいという。
また或る者は別に良い劇団はないか探し始めたという。
このままでは家族崩壊。私の家族愛も水の泡ではないか!!
だからせめてAsanan(劇団阿佐ヶ谷南南京小僧の略)がある限りこのHOMEPAGEがある限り見てくれる人がいるならば知ってほしい。
“タイタニック2”に出る事なく辞めていった役者がいた事を。
現在団員7名。私を抜いて6人分。6回完結の私の目から見た団員ウオッ血ング。
演劇界では日の目を見られない役者の集まりかも知れないが、私だけは愛している。
内輪受けでサブク終わったっていいじゃないか!いや、内輪受けさえしなくたっていいではないか!なんで?!
次回、第一人目は家の看板「中山恒輔」です。
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